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フェイスボウ・トランスファーをご存知ですか?患者さんの中でご存じの方は大分マニアックですね(笑)
フェイスボウはあまり知られていないのですが、噛み合わせ治療や矯正治療を行う上ではかなり重要な検査アイテムです。今回は、フェイスボウ・トランスファーがどのような役割を果たしているのか、噛み合わせ治療を検討している患者さんに知ってもらいたいと思います。
フェイスボウトランスファーは頭の骨や顎関節と上の顎の位置関係を調べるために行います。それを咬合器と呼ばれる口腔内を再現する機械に投影することで、噛み合わせや顎の運動を再現することができます。
咬合器上で再現した口腔内を分析し、問題点を抽出していきます。
レントゲン撮影だけではわからないですし、咬合紙(赤いフィルムみたいなもの)を噛んだり、歯ぎしりしたりしただけではわからない問題が明らかになります。
咬合器だけでは再現できない頭の骨や顎関節との関係がわかる。ということがフェイスボウの重要な役割となります。
噛み合わせが関わることすべてに使います。
噛み合わせの不調和は見過ごされてしまう傾向にあります。理由としては【眼の前の問題の解決】に全力が注がれるからです。
噛み合わせが正しければ壊れなかった歯は、確かに存在します。逆を返せば、噛み合わせが悪くなければ、虫歯や歯周病など細菌が問題で起こる疾患以外に歯が壊れる原因を起こしにくくなると言えます。
ちょっと専門的な言葉を出してしまいますが、そのあとにわかりやすく説明していますので、頑張って読んでいただけたらと思います。
フェイスボウを使うことは、噛み合わせを考慮した治療を行う上で多くのメリットがあるのです。
フェイスボウは噛み合わせに関わる治療全てに重要であることを知っていただけたかと思います。どうしても「治療」に内容がフォーカスされてしまうので、検査やアイテムなど噛み合わせ専門歯科だからこそ、配備してある機材があったりします。そのような機材なども情報発信することで、噛み合わせ治療が一般的な歯科治療よりも検査が重要であることを知ってもらえたらと思っています。
少しでも噛み合わせでお困りの方のお役に立てたらと思っています。お困り事がありましたら、いつでもご相談ください。診療相談、セカンドオピニオンの双方承っております。
噛み合わせは様々な問題が重なり合い、症状が顕在化します。
その問題を一つひとつ解き明かしていくことが何よりも重要です。したがって、噛み合わせの問題を明らか
にするための検査を行い、あなたにとって本当に必要な治療計画を考える必要があります。
当院では噛み合わせの相談、検査・治療のご相談を承っております。
噛み合わせの重要性から必要な検査、治療についてお話をさせていただきます。
※上記の日時以外は蒲田院で治療を行います。