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日常生活の中で「くさび状欠損(楔形欠損)」という言葉を耳にしたことはありますか?あまり馴染みのない用語ですが、実は多くの方に起こりうる歯のトラブルのひとつです。
とくに前歯など目立つ部分で起こると見た目にも影響があるため、気になる方も多いかもしれません。
そこで本記事では、くさび状欠損の原因や治療法、自然治癒の可能性について詳しく解説します。口腔内の悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
くさび状欠損(楔形欠損)とは
くさび状欠損とは、歯と歯ぐきの境目(歯頚部)に生じる、くさび型に欠けたような欠損のことです。歯がしみる、歯ブラシで痛むといった自覚症状もあれば、気づかない方も少なくありません。
放置するとどうなる?
くさび状欠損を放置したままにすると、象牙質知覚過敏症や被せ物が取れる・歯牙破折などを引き起こすリスクが高まります。
目立った変化を感じ始めたときには既に症状が進んでいることも多いため、歯科医院で定期的にクリーニングや検査を行い、口腔内の状態をチェックしてもらうことをおすすめします。
くさび状欠損の主な原
くさび状欠損は虫歯菌が原因ではないため、虫歯のように歯が溶けていく状態とは異なります。主な原因には、以下の3つが考えられます。
くさび状欠損は自然治癒しない
生じた欠損は、自然に元の状態に戻ることはありません。放置すれば欠損がさらに深くなり、隙間に汚れがたまることで虫歯や歯肉炎を誘発する可能性があります。
原因が歯ぎしりや不均等の嚙み合わせなど日常習慣にある場合は、その習慣を改善することが重要です。噛み合わせや歯並びが悪いと感じる場合は、咬合調整や歯列矯正を検討する選択肢もあります。費用と期間は歯科医師としっかり話し合ってから決断しましょう。
くさび状欠損の治療方法と費用
くさび状欠損の治療は、症状や原因に応じてさまざまなアプローチがあります。代表的な治療法は下記のとおりです。
早期発見には定期健診が重要
くさび状欠損は自覚症状が少なく、気づかないうちに進行してしまうことがあります。初期段階で発見して早めに対策を取るためには、歯科医院での定期健診が欠かせません。
口腔内のトラブルが特に見当たらなくても、3~6ヶ月に一度はクリーニングとチェックを受け、もし欠損が見つかった場合は早期に治療を行うことが大切です。
まとめ
くさび状欠損は、歯ぎしりや噛み合わせの悪さなど、どなたでも陥りやすい原因によって起こります。症状が進むと歯を失うリスクも高まるため、少しでも異変を感じたら早めに歯科医院で相談し、正しいケア方法を身につけましょう。
浜松町歯科・矯正治療院では、専門医や歯科技工士、歯科衛生士が連携しながら最適な治療を提供できる体制を整えています。歯医者が苦手な方も安心して通っていただけるよう、治療環境の安全性にも配慮しています。口腔内の悩みや知覚過敏でお困りの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
噛み合わせは様々な問題が重なり合い、症状が顕在化します。
その問題を一つひとつ解き明かしていくことが何よりも重要です。したがって、噛み合わせの問題を明らか
にするための検査を行い、あなたにとって本当に必要な治療計画を考える必要があります。
当院では噛み合わせの相談、検査・治療のご相談を承っております。
噛み合わせの重要性から必要な検査、治療についてお話をさせていただきます。
※上記の日時以外は蒲田院で治療を行います。