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冷たい飲み物や熱い料理が歯にしみる知覚過敏。
「治療したのに、またしみる」「歯磨き粉を替えても効果がない」といったお悩みをよく耳にします。
こうした場合、見落とされがちな原因のひとつに「咬み合わせの悪さ」があることをご存じでしょうか。
知覚過敏は、歯の表面のエナメル質がすり減ったり、歯茎が下がることで象牙質が露出し、刺激に敏感になることで起こります。
・強すぎるブラッシング
・歯ぎしりや食いしばり
・歯周病による歯茎の後退
などが主な原因とされています。
咬み合わせが乱れていると、一部の歯に過剰な力がかかります。
その結果、歯の根元部分に「くさび状欠損」と呼ばれる微細な欠けができ、象牙質が露出してしまうのです。
表面をコーティングするだけでは解決しづらく、咬み合わせのバランスを整えることで症状が改善するケースも多く見られます。
・特定の歯だけ強くしみる
・左右で噛みやすさが違う
・顎が疲れやすい
・歯ぎしりや食いしばりがある
このようなサインがある場合は、咬み合わせのチェックをおすすめします。
Q. 知覚過敏は放っておいても大丈夫ですか?
A. 放置すると症状が悪化したり、噛みづらさや痛みが強くなることがあります。原因によっては咬み合わせの調整など、適切な治療が必要になる場合があります。
Q. 咬み合わせが原因かどうかは自分で分かりますか?
A. 一般の方が正確に判断するのは難しいです。専門の歯科医院で咬み合わせの診査を受けることをおすすめします。
Q. 咬み合わせの治療は痛みがありますか?
A. 通常は痛みを伴う治療ではありません。必要に応じて精密な咬合調整やナイトガードの作成などを行います。
治らない知覚過敏の裏には咬み合わせの問題が潜んでいることがあります。
諦める前に、専門的なチェックを受けてみてはいかがでしょうか。当院ではカウンセリングやセカンドオピニオンでの受診も可能です。お気軽にお問い合わせください。
噛み合わせは様々な問題が重なり合い、症状が顕在化します。
その問題を一つひとつ解き明かしていくことが何よりも重要です。したがって、噛み合わせの問題を明らか
にするための検査を行い、あなたにとって本当に必要な治療計画を考える必要があります。
当院では噛み合わせの相談、検査・治療のご相談を承っております。
噛み合わせの重要性から必要な検査、治療についてお話をさせていただきます。
※上記の日時以外は蒲田院で治療を行います。