Case
Before
大学病院に通われており、重度歯周病であると診断された患者様です。
歯周外科治療を行い、歯周病は改善傾向にありましたが、歯周病の治療が完了したあとはブリッジで機能回復をすると提案されたそうです。
しかし、ブリッジがどれくらい維持されるかはわかりません。
歯が割れる可能性もあるし、ブリッジが壊れる可能性もあります。と言われ、不安になって他の治療法を探されておりました。
Treatment
当院のご提案としては、どの治療法でもリスクは伴うことをご理解いただきながらも、長期的視点で考えた時に「修理しながら長く使える」ということと、歯周病が歯を失った原因でもあるため、「メンテナンスがしやすい」ことの双方を考慮して、コーヌステレスコープ義歯をご提案いたしました。
コーヌステレスコープは以下のメリットがあります。
一方デメリットは、コーヌステレスコープの構造上、内冠を被せるために歯を削らなければならないことと、神経がある歯が多く残っていることが条件となります。
歯周病の治療を最後まできちんと完了させ、保存できた歯を長期的に維持できるための噛み合わせも意識して治療を行うことに決めました。
After
治療完了後の写真です。
歯を保存し、審美的にも義歯であることがわからないような状態にすることができました。何よりも、重度歯周病で噛めなかった状態が噛めるようになり、歯を残すこともできたことにお喜びいただけました。
噛み合わせの高さ、顎の位置も改善したため、スムーズに噛めるようになったとおっしゃっていました。
こういった全顎治療は患者様の人生で必要な食事や会話を楽しむ機能と審美性を回復することが目標ですので、満足いただけてほっとしたのが正直な気持ちです。
Overview
年齢 | 50代 女性 |
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主訴 | 噛めるようになりたい、歯を残したい、なるべく歯を壊したくない |
治療内容 | 咬合診断、歯周治療、コーヌステレスコープ義歯 |
治療期間 | 約1年 |
治療のリスク |
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治療費用 | 2,750,000円(税込)
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Other case
噛み合わせは様々な問題が重なり合い、症状が顕在化します。
その問題を一つひとつ解き明かしていくことが何よりも重要です。したがって、噛み合わせの問題を明らか
にするための検査を行い、あなたにとって本当に必要な治療計画を考える必要があります。
当院では噛み合わせの相談、検査・治療のご相談を承っております。
噛み合わせの重要性から必要な検査、治療についてお話をさせていただきます。
※上記の日時以外は蒲田院で治療を行います。