Open Bite
開咬(オープンバイト)はどのような不正咬合かご存知でしょうか。
字を読めばイメージはできるかもしれませんが、前歯の上下の噛み合わせに隙間があり、
奥歯でしか噛んでいない状態を指します。
審美性の問題にとどまらず、様々な問題を引き起こす原因となる不正咬合の代表的な症例です。
前歯で噛めないということは、必然的に奥歯で噛むことになります。
人間の体重ほどもあると言われている噛む力を奥歯だけで支えると考えれば、大きな負担がかかるのはイメージできると思います。
その負担が以下のような問題に繋がるリスクがあります。
開咬(オープンバイト)は審美性を気にされてる方も多いかとは思いますが、中長期的にあなたの歯を悪くする原因にもなり得るので、知っておくと良いでしょう。
前歯で咬めない、前歯に隙間が空いているという主訴で来院されました。
右下の6番の抜歯を他院で行い、抜糸はまだの状態だったそうです。
治療計画がブリッジだったそうで、私は本当にブリッジで良いのか?と不安になったそうです。
ブリッジでも問題ないが奥歯でしか咬めていないので、いずれ噛み合わせが問題でブリッジも壊れてしまう可能性があることを指摘しました。
そうであれば、しっかり治療したいという話だったので、欠損部はインプラントを選択。噛み合わせを治療するために矯正治療も行うことになった。
Flow
顎間ゴムを装着し、お口を閉じさせるためのもの。
Overview
年齢 | 30歳 女性 |
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主訴 | 噛み合わせがズレる、噛めない |
治療内容 | 咬合診断、インプラント(欠損部)、矯正治療 |
治療期間 | 約3年 |
治療のリスク |
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治療費用 | 1,870,000円(税込)
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前歯で噛めない、左顎が痛いなどの症状を訴えており、
噛み合わせ治療を望んでおられました。
この患者様はまだ10代とまだお若い女性でしたので、審美性もできる限り改善できるよう、矯正治療の計画を立案しました。
Flow
写真を見るとわかりやすいですが、前歯が噛んでおらず、側方から見ると奥歯でしか噛んでいないことがわかります。左顎が痛いという主訴がありましたが、強く噛んでいるため顎関節にまで影響を及ぼしていました。
治療に関しては、圧下に強いインビザラインにて矯正治療を行いました。
装置の種類によって特徴は変わります。一つの装置に固執せずに、症例に適した装置を選ぶように心がけています。
患者さんの一番の要望である、左顎の痛みは消失しました。また、第二の要望でもあった審美性の改善も達成することができました。噛み合わせの場合、筋肉の緊張が弛緩されると、噛み合わせが変わる場合もあります。
当院では整体的アプローチによって噛み合わせの検査を行い、全身とのバランスも重要視しています。
Overview
年齢 | 10代 女性 |
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主訴 | 前歯で噛めない、左顎が痛い、審美性が気になる |
要望 | 痛みがなくなることが第一優先 |
所感 | 不正咬合、顎関節症、左のかみ合わせが低い |
治療 | インビザラインにて矯正治療 |
治療のリスク |
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期間 | 1年程度 |
治療費用 | 1,100,000円(税込)
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Other case
噛み合わせは様々な問題が重なり合い、症状が顕在化します。
その問題を一つひとつ解き明かしていくことが何よりも重要です。したがって、噛み合わせの問題を明らか
にするための検査を行い、あなたにとって本当に必要な治療計画を考える必要があります。
当院では噛み合わせの相談、検査・治療のご相談を承っております。
噛み合わせの重要性から必要な検査、治療についてお話をさせていただきます。
※上記の日時以外は蒲田院で治療を行います。